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David Cannon/Getty Images

History

歴史

名門に挑む21世紀誕生コースの「正体」

今年の全米オープンは初開催となるエリンヒルズGCが舞台だ。オープンから10年ほどのニューカマーが、なぜ晴れの舞台に選ばれたのか? その歴史に迫ってみたい。

6コース目となるパブリックでの開催

米国にありながら英国のリンクス風コースだ(写真/Getty Images)

まずは下記の表をご覧いただきたい。過去20年の中で、初めて全米オープンの舞台となったコース名、優勝者、優勝スコアの表だ。

【過去20年の中で初めて全米オープンの舞台となったコース】
1999年 パインハーストリゾートNO.2(ノースカロライナ州) 優勝/ペイン・スチュワート(1アンダー)
2002年 ベスページステートパーク・ブラックC(ニューヨーク州) 優勝/タイガー・ウッズ(3アンダー)
2008年 トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州) 優勝/タイガー・ウッズ(1アンダー)
2015年 チェンバーズベイ(ワシントン州) 優勝/ジョーダン・スピース(5アンダー)

コースによって多少の違いはあるが、USGA(全米ゴルフ協会)が目指す「イーブンパー」に近い優勝スコアになっている。深いラフと狭いフェアウエーによりゴルファーに過酷な「忍耐」をしいる――これこそが全米オープンの舞台なのだ。

では、今年の会場である「エリンヒルズGC」はどうか。ウィスコンシン州に開場した年は2006年。全米オープン開催コースの中では6つ目のパブリックコースだ。2015年に行われたチェンバーズベイGCもパブリックであり2007年の開場。主催者側のアグレッシブな姿勢が目立っているが、

「全米オープンの開催コースはほとんどが歴史的で有名な場所だが、われわれは新しいゴルフコースも導入していくことも大事だと思っている。なぜなら、世界でこれほどのゴルフコースがあるのは米国だけであり、それは誇りにしていくべきだからだ。全米オープンを開催するのに十分ならば開催していくし、歴史を作っていくべきだと考えている」

とUSGAは語っている。そういう意味では2023年に開催予定のロサンゼルスCCも、今後の注目コースの一つといえるだろう。

【今後の全米オープン予定】
2018年 シネコックヒルズGC(ニューヨーク州、5回目)
2019年 ペブルビーチGL(カリフォルニア州、6回目)
2020年 ウイングドフットGCウエストC( ニューヨーク州、6回目)
2021年 トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州、2回目)
2022年 ザ・CC(マサチューセッツ州、4回目)
2023年 ロサンゼルスCC(カリフォルニア州、初)
2024年 パインハーストリゾートNO.2(ノースカロライナ州、4回目)
2025年 オークモントCC(ペンシルベニア州、10回目)
2026年 シネコックヒルズGC(ニューヨーク州、6回目)

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