ゴルフ4大メジャー大会、全米オープンを大特集。ゴルフニュースやランキング情報を紹介。

U.S. Open Championship 2019 June 10 Thu - 16 Sun

2019年6月10日-6月16日 ペブルビーチ・ゴルフリンクス(カリフォルニア)

Chris Trotman / 特派員 / Getty Images

Matsuyama Hideki

松山英樹と全米オープン

7度目の挑戦、結果はいかに? 松山英樹のこれまでの全米オープンを振り返る

大会初出場の2013年(Getty Images)

7年連続7度目の「全米オープン」を迎える松山英樹。過去には2位になるなど、“メジャー制覇”を強く意識させる大会が、いよいよ今週幕を開ける。開幕を控え、これまでの松山の戦いぶりを振り返る。

■初出場で10位タイの快進撃(2013年)

全米オープン初出場。3日目を終えて通算10オーバーの39位タイで最終日を迎えると、最後の18ホールで6バーディ・3ボギーの「67」をマーク。通算7オーバー・10位タイの好成績で初挑戦を終えた。

ラウンド後には「最終日にして、ようやく思い通りのゴルフができた。世界のトッププレーヤーが3アンダーしか出ないなかで、3アンダーで回れたのはすごく自信になる。難しいけれど、こういうゴルフを続けることができたら、目標のメジャーでも勝てるんじゃないかと思う」と手ごたえつかむ4日間となった。

この10位タイという成績は、全米オープン初出場の日本選手としては、1987年に尾崎将司が記録した17位タイを抜く最高順位だった。

■「メジャーで勝てる」力強い言葉を口に(14年)

翌年はパインハーストNO.2で開催。松山はこの2週間前に「ザ・メモリアル・トーナメント」で米ツアー初優勝を挙げ、現地でも優勝候補に名が挙げられるほどの存在となった。

初日は1アンダー、首位と4打差の6位タイと好スタートを切ったものの、2日目以降はグリーンを攻略できずに後退。最終日もチャンスこそ多く作ったが、攻めきれないシーンが続き、通算8オーバーの35位タイで終戦した。

だが、4日間を終え「それでも僕はメジャーで勝てると思っているし、勝つと思ってやることがこれからも大事だと思う。結果が出なくても1つずつやっていく。そのためには練習しかないし、練習でしかそこは埋められない」と力強くいい切った。

■未知のタフコースで波に乗れず(15年)

最長で7900ヤードを超えるといわれたチェインバースベイ。この年も開幕前まで好調を持続し、再び優勝候補にその名が挙がったが、またしてもパットに苦しめられた。

起伏の激しいアンジュレーションと、平坦でないグリーン表面が予測できない跳ね方をして「ストロークは良くてもラインの読みが合わず、自分に自信が持てなかった」と、トータル3オーバーの18位タイで戦いを終えた。

17年は悲願のメジャー制覇に大きく近づいた

(Getty Images)

■初の予選落ちを経験…(16年)

4度目の出場となった大会の舞台は、オークモントCC。しかし、この年は不順ともいえる天候に順応できなかった。初日から雷雨による中断が続き、2日目には36ホールを回る強行軍。雷雨によってコースコンディションが大きく変わるなか、ショット、パットともに精彩を欠き、通算12オーバー。大会初の予選落ちを喫した。

だがこの舞台が、松山を大きく成長させていく。

同年秋。「日本オープン」での国内メジャー初制覇を皮切りに、17年シーズンが幕を開けた米ツアー2戦目の「CIMBクラシック」で2位。続く「WGC-HSBCチャンピオンズ」では、日本選手初となる世界選手権個人戦のタイトルを奪った。国内ツアーへ戻り「三井住友VISA太平洋マスターズ」も制すると、米ツアーのツアー外競技、「ヒーローワールドチャレンジ」でも頂点に上り、5戦4勝と他を圧倒。その後も「ウェイスト・マネージメント・フェニックスオープン」では2連覇も達成した。「マスターズ」を11位タイで終え、世界ランクも4位に浮上した。

■悲願にあと一歩に迫ったサンデーバックナイン(17年)

エリンヒルズゴルフコースで開催。総距離7845ヤードに設定された初日は、1イーグルを奪ったものの、その後4ボギーの「74」。2オーバー84位と大きく出遅れた。しかし、2日目には7バーディ・ノーボギーの「65」。通算5アンダーの8位タイへと急浮上し、トップと2打差で2年ぶりとなる決勝ラウンドへ駒を進めた。

2日目の勢いから、ムービングデーにさらなる期待がかかったものの、この日はスコアを1つ伸ばすにとどまり、通算6アンダー。順位も14位タイへと後退した。トップと6打差にその差は開いたが「まだまだ諦める位置ではない」と、攻める姿勢で自らを奮い立たせた。

そして迎えた最終日。松山は8バーディ・2ボギーと有言実行のラウンドを見せる。この日のベストスコアとなる「66」をマークし、通算12アンダーの2位タイでフィニッシュ。メジャー大会での自己最高位を更新するとともに、80年に「全米オープン」で青木功がマークした日本選手最高位に並んだのである。悲願の日本男子のメジャー制覇、それが大きく近づいた大会だった。

■“荒波”の大会で必死の踏ん張り(18年)

前年大会2位。この“更新”を目指し、ニューヨーク郊外にあるシネコックヒルズGCに入った松山。会場のあるロングアイランドは大西洋に浮かぶ島で、強い海風が吹き荒れる環境だが、初日からその難しさを痛感することになった。1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの5オーバー・46位タイ。多くの選手が苦しむなか、松山も順調とはいえない船出となった。

しかし2日目は「70」と耐え、26位にジャンプアップ。予選通過を果たし、ムービングデーのチャージが期待された。しかしその3日目は、ノーバーディに加え、4パットを2回打つなど9つのスコアロス。トータル14オーバーまで後退し、54位タイと優勝戦線から大きく遠ざかった。「3日間のなかで一番良くなかった」。苦しいラウンドを強いられた。

この3日目には、ミケルソンが動いているボールを打ち返す“事件”や、選手からコンディションに対する非難の声もあがる一日に。全米ゴルフ協会(USGA)が、「風を読み間違えた。今夜中にコースを柔らかくしてスローダウンする」という弁明を行うなど物々しい雰囲気も流れた。

だが最終日は、前日に撒かれた水の効果や、早朝のスタートだったこともあり、「コロがりもきれいだった。パットが一番合っていた」とグリーン上のプレーが改善。バーディ6つを奪う活躍で、「66」と好スコアでのホールアウトとなった。後続の選手が崩れ、クラブハウスでグングンと順位を上げたことで、最終的にはトータル10オーバー・16位タイに。優勝こそおあずけとなったが、荒波の4日間を歯を食いしばりながら乗り越えた。

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